障害者職業生活相談員の概要
1. 障害者職業生活相談員
障害者が能力を最大限に発揮して社会の一員として経済活動に参加できるよう、職業生活全般における相談・指導を行う専門家です。
2. 役割
- 障害者の適性や能力に合った職業の選択、就職活動の支援
- 障害に応じた職場環境の整備、職場適応の指導
- 労働条件、人間関係等に関する相談・指導
- 余暇活動等に関する相談・指導
- その他、障害者が円滑に職業生活を送れるよう必要な支援
3. 対象者
4. 相談・指導内容
- 職業選択
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策
- 職場適応
- 労働条件
- 人間関係
- 福祉制度
- その他
5. 相談・指導方法
- 個別面談
- グループ面談
- 電話相談
- 訪問相談
- その他
6. 相談・指導を受けるための手続き
- 相談・指導を受ける希望者は、障害者職業生活相談員がいる機関に相談
- 相談窓口は、都道府県労働局、ハローワーク、障害者総合支援施設等に設置
7. 障害者職業生活相談員になるための資格
- 障害者職業生活相談員資格
8. 障害者職業生活相談員がいる機関
- 都道府県労働局
- ハローワーク
- 障害者総合支援施設
- 障害者就労支援センター
- 民間事業者
9. 障害者職業生活相談員として働く
障害者職業生活相談員は、公的な機関や民間事業者で働いています。公的な機関では、都道府県労働局、ハローワーク、障害者総合支援施設等で勤務しています。民間事業者では、障害者就労支援事業を行う企業等で勤務しています。
10. 障害者職業生活相談員の年収
障害者職業生活相談員の年収は、勤務先や経験年数等によって異なりますが、一般的には400万円~600万円程度と言われています。
11. 障害者職業生活相談員になるための勉強方法
障害者職業生活相談員になるためには、大学で社会福祉学や心理学等を専攻するか、専門の養成学校に通う必要があります。また、障害者職業生活相談員資格の取得も必要です。
12. 障害者職業生活相談員として必要なスキル
障害者職業生活相談員として必要なスキルは、以下のとおりです。
- 障害に関する知識
- 職業に関する知識
- 相談・指導スキル
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
13. 障害者職業生活相談員のやりがい
障害者職業生活相談員のやりがいは、障害者が社会の一員として自立して生活できるよう支援することです。また、障害者の就職活動や職場生活を成功に導くことで、大きな喜びを感じることができます。
14. 障害者職業生活相談員という仕事について
障害者職業生活相談員は、障害者の自立と社会参加を支援する重要な役割を担っています。やりがいのある仕事ですが、専門的な知識やスキルが必要とされるため、高い専門性と責任感が求められます。
15. 参考情報
- 厚生労働省「障害者職業生活相談員」https://www.mhlw.go.jp/index.html
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEEED)「障害者職業生活相談員」https://www.jeed.go.jp/
- 一般社団法人全国障害者職業生活相談員協議会「障害者職業生活相談員とは」https://www.jdnet.gr.jp/