SDA(セロトニン・ドパミン拮抗薬)

SDAは、”serotonin dopamine antagonist”の略語で、統合失調症の治療に主に使用される抗精神病薬を指します。この薬は、ドパミンD2受容体の遮断によって陽性症状(例:幻覚、妄想)を、セロトニン5-HT3A受容体の遮断によって陰性症状(例:感情の鈍麻、意欲減退)を改善します。

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SDA(セロトニン・ドーパミン拮抗薬)のよくある質問

Q
SDAとMartaの違いは何ですか?
A

MARTAは、鎮静作用や眠気が強く感じられることがあるため、SDAに比べてその影響がより顕著です。このため、不眠や不安が目立つ患者に対して、MARTAが意図的に処方されることがあります。ただし、MARTAの使用に際しては、高血糖という特に注意すべき副作用が存在します。この副作用には注意し、適切な管理が必要です。

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Q
ドーパミン受容体拮抗薬とは何ですか?
A

ドーパミン拮抗薬は、ドーパミン受容体に結合し、その作用を弱めることでドーパミンの効果を阻害する薬の総称です。現在、ドーパミン受容体は5つのサブタイプに分類されています。これらの受容体は中枢神経系、末梢神経系、血管、腎臓などに広く分布しています。

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