DBS手術

DBS手術 用語集

DBS手術

脳深部刺激療法は、パーキンソン病の症状を改善するために脳の特定の領域に細い電極を挿入し、電気刺激を行う治療法です。専用の手術装置とMRIのデータを用いて、正確な電極(リード)挿入部位を決定し、脳内に電極を留置します。その後、前胸部の皮膚の下に刺激装置(パルス発生器)を埋め込み、リードを接続して電気刺激を行います。

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DBS手術のよくある質問

Q
DBSの治療費はいくらですか?
A

パーキンソン病やジストニアのDBS治療は保険適用です。そのため、患者が負担する実際の費用は、多くても20〜30万円程度であり、年収に応じて負担がそれよりもはるかに少なくなることがあります。

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Q
DBS手術の入院期間はどのくらいですか?
A

術前検査や術後の刺激条件の調整を含めて、入院期間は2~3週間必要です。退院時には、今後の治療計画と通院スケジュールが決定されます。手術直後はリードを挿入した影響で、電気刺激を行わなくても治療効果が見られることがありますが、挿入後の影響は2~3カ月で軽減されます。

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「DBS手術」に関する最新情報

これまでパーキンソン病や振戦(しんせん)の治療としてDBS手術の保険適用は認められてきましたが、2023年からはてんかんでも保険適用となりました。

てんかんにも種類があり、対象となるのは、側頭葉てんかんなどの「焦点てんかん」になります。

条件は他にもあり、これまで何種類かの抗てんかん薬を使用しても発作が治まっておらず、焦点切除などの開頭手術が難しい患者さんに限られています。

治療の効果には幅がありますが、発作の数が30~50%程度減るとされます。(多施設患者登録における薬剤耐性てんかんにおける視床前核の脳深部刺激

 

【関連リンク】
DBS/定位手術(NCNP病院 脳神経外科)
https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sd/noushinkei.html#link3

ニューロモデュレーションとは(NCNP病院 ニューロモデュレーションセンター)
https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sd/nmc.html#link2

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