DSM-5

DSM-5とは、アメリカ精神医学会(American Psychiatric Association)が発行する「精神障害の診断と統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」の第5版です。

DSM-5は、精神疾患の診断基準と分類を定めたマニュアルであり、世界中で広く用いられています。日本でも、精神疾患の診断や治療、支援の際に、DSM-5の診断基準が参考にされています。

DSM-5の診断基準は、症状の重さや持続期間、日常生活への影響などを総合的に判断して、精神疾患の有無を判断します。DSM-5では、精神疾患を15の軸に分けて、それぞれの軸に複数の精神疾患を記載しています。

DSM-5の軸は、以下の通りです。

  • 軸Ⅰ:臨床精神医学的障害
  • 軸Ⅱ:人格障害と知的障害
  • 軸Ⅲ:身体疾患
  • 軸Ⅳ:生活上のストレス
  • 軸Ⅴ:社会的機能

DSM-5は、精神疾患の診断や治療、支援の際に、共通の言語として用いられる重要なマニュアルです。

DSM-5の特徴は、以下の通りです。

  • 文化的多様性を考慮した診断基準の改訂
  • 発達障害の診断基準の改訂
  • 性同一性障害の診断基準の改訂

DSM-5は、2013年に初版が出版され、2022年に改訂版が出版されました。改訂版では、文化的多様性を考慮した診断基準の改訂や、発達障害の診断基準の改訂などが行われました。

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Q
DSM-5の日本語版はいつ発表されますか?
A

 DSM第5版は2013年5月18日に発行されました。その日本語訳は2014年6月30日に、『DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引』は同年10月23日に刊行されました。DSMは、世界保健機関による疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)とともに、国際的に幅広く使用されています。

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Q
DSM-5は誰が作ったのですか?
A

DSM-5は、米国精神医学会が発行する「精神障害の診断と統計マニュアル」の第5版で、米国精神医学会が作成した精神疾患・精神障害の分類マニュアルです。

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