国民健康保険の概要
基本的な用語
- 国民健康保険 (kokumin kenko hoken): 雇用保険などの社会保険に加入していない国民を対象とした、日本の公的な医療保険制度です。主に自営業者やその家族、無職の人などが加入します。
- 被保険者 (hi hoken sha): 国民健康保険に加入している人のことです。
- 保険料 (hoken ryo): 被保険者が毎月支払う保険料のことです。所得に応じて計算されます。
- 所得 (shotoku): 保険料の算出基準となる収入のことです。
- 賦課率 (fuka ritsu): 所得に掛け算して保険料を計算するための割合です。
- 平等割 (byodo wari): 所得に関わらず、すべての被保険者が均等に支払う保険料のことです。
- 所得割 (shotoku wari): 所得に応じて変動する保険料のことです。
- 市町村 (shi cho son): 国民健康保険は、市町村が運営しています。
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医療に関する用語
- 医療機関 (iryo kikan): 病院や診療所など、医療サービスを提供する施設のことです。
- 医療費 (iryobi): 病気やケガの治療に要する費用のことです。
- 高額療養費制度 (kou gaku ryouyouhi seido): 1カ月の医療費が一定額を超えた場合、その一部が国や自治体から支給される制度です。
- 自己負担 (jiko futan): 医療費のうち、患者が自己で支払う部分のことです。
その他の用語
- 被扶養者 (hifuyousha): 被保険者の配偶者や子どもなど、被保険者の扶養を受けている人のことです。
- 脱退 (dattai): 国民健康保険から脱会することです。
- 資格喪失 (shikaku soushitsu): 国民健康保険の加入資格を失うことです。
- 後期高齢者医療制度 (kouki koureisha iryo seido): 75歳以上の高齢者を対象とした医療保険制度です。
国民健康保険の仕組み
国民健康保険は、加入者が支払う保険料と、国や自治体の補助金で運営されています。病気やケガをした場合、医療機関を受診し、医療費の一定割合を自己負担します。高額な医療費がかかった場合は、高額療養費制度を利用することで、自己負担額を抑えることができます。
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徴収と納付
国民健康保険料は、通常、市町村から納付書が送付され、金融機関などで納付します。納期までに支払わないと、延滞金が発生する可能性があります。
徴収猶予
経済的な理由などにより、保険料の納付が困難な場合は、市町村に申請することで、納付を猶予してもらえる場合があります。
まとめ
国民健康保険は、国民皆保険の理念に基づき、国民が安心して医療を受けられるようにするための制度です。加入資格や保険料、医療費など、様々な制度がありますので、ご自身の状況に合わせて、市町村の窓口などで詳しく確認することをおすすめします。
より詳しく知りたい場合は、お住まいの地域の市町村の国民健康保険課にご相談ください。
補足
- 制度は常に変更になる可能性があります。 最新の情報は、お住まいの地域の市町村のホームページなどでご確認ください。
- 地域によって制度が異なる場合があります。
- 国民健康保険以外にも、様々な医療保険制度があります。 ご自身の状況に合った保険制度を選びましょう。
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国民健康保険のよくある質問
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Q
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A
国民健康保険料は年間188,906円、月々15,742円です。年金生活者で国民健康保険に加入している方の場合、保険料は年金から天引きされる仕組みになっています。
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Q国民健康保険はどんな人が加入するのですか?
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A
国民健康保険には、どのような人が入るのですか。 職場の健康保険(健康保険組合や共済組合など)に加入している人や生活保護を受けている人、後期高齢者医療制度の対象となる人などを除くすべての人が、国民健康保険の加入者(被保険者)となります。
参考:発達障害者支援センター
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