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破壊的行動障害(Disruptive Behavior Disorder, DBD)

破壊的行動障害(Disruptive Behavior Disorder, DBD)は、主に子供や思春期の個体で見られる一連の行動的な問題を指す総称的な用語です。DBDには2つの主要なサブタイプがあります。

  1. 反抗挑戦性障害(Oppositional Defiant Disorder, ODD):この障害では、反抗的で挑戦的な行動が中心となります。ODDの子供たちは、規則や権威に対して反抗し、頻繁に怒りっぽい態度を示すことがあります。また、他者との関係が損なわれることがよくあります。
  2. 行為障害(Conduct Disorder, CD):CDはより深刻な破壊的行動を特徴としており、他者や物品への攻撃的な行動、嘘や盗み、規則や法律の重大な違反などが含まれます。行為障害は一般的にODDよりもっと深刻で、他者や自己に対する危険な行動がみられることがあります。

これらの障害は、発達の進行に伴って深刻化することがあり、家庭や学校、社会での機能に悪影響を与えることがあります。破壊的行動障害が疑われる場合、適切な評価と治療が求められます。

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破壊的行動障害(Disruptive Behavior Disorder, DBD)のよくある質問

Q
破壊的行動障害マーチとは何ですか?
A

「DBD」とは破壊的行動障害の略称であり、「マーチ」とは、注意欠如・多動症(ADHD)、反抗挑戦性障害(ODD)、そして素行障害(CD)などへ障害が進行する様子を指す心理学の用語です。

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Q
多動性行動障害とは何ですか?
A

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は発達障害の一種で、特徴的な症状として、年齢にふさわしくない「不注意さ」、好きなこと以外に対する集中力がなく、ほとんど関心や興味を示さない「多動性」、思いついたことをよく考えずに即座に行動に移してしまう「衝動性」が見られます。

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