ICD-10

疾病及び関連保健問題の国際統計分類」は日本語での訳であり、一般的には「国際疾病分類」と呼ばれます。現在、精神障害の診断書では、このICD-10(2013年版)に基づく病名のコードを記入するようになっています。

こちらも参考に:生活保護の条件 | 受給金額と申請方法を初心者向けに解説

こちらも参考に:【2023年最新】精神保健福祉士(MHSW : 旧PWS)とは? | 国家試験・難易度・年収、やりがいについて解説

ICD-10のよくある質問

Q
ICD10には何種類ありますか?
A

ICD-10では、以下のようにアルファベットAからUまでを使用して大分類が設けられています。

  • A00-B99:感染症および寄生虫症
  • C00-D48:新生物
  • D50-D89:血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害
  • E00-E90:内分泌、栄養および代謝疾患
  • F00-F99:精神および行動の障害
  • G00-G99:神経系の疾患

これらの分類により、疾患をより明確かつ体系的に区分し、医療データの整理と統計解析を容易にしています。

こちらも参考に:精神障害者手帳3級取得のメリット | 割引や控除割引や支援を紹介

こちらも参考に:注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬の種類・効果効能・副作用の解説

Q
ICDとDMSのどちらが優れているのか?
A

簡潔に言えば、ICDは世界標準で公表されているほぼすべての疾患の診断分類を含み、一方でDSMはアメリカ精神医学会が提供する精神障害の診断分類を扱っています。医学的には「どちらが優れている」ということはありません。

こちらも参考に:精神科訪問看護のサポート内容。需要や具体的な事例をご紹介!

こちらも参考に:ニューロダイバーシティとは「標準」を変えていく実践的活動

コメント

タイトルとURLをコピーしました