労働基準監督署は、労働基準法やその他の労働者保護法に基づいて、事業場の監督や労災保険の給付、労働基準法違反の取締り、労働安全衛生法に基づく免許の選任、就業規則の検証、届けを行う厚生労働省の地方機関です。略称は労基署、労基、監督署とされています。
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労働基準監督署のよくある質問
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Q労基に告発したら会社にバレますか？
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A
バレません。労働基準監督署長や労働基準監督官には、職務上知りえた情報を漏らしてはならないという「守秘義務」があるからです。通報者の情報は個人情報保護法により労働基準監督署から会社に伝えられることはありません。
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Q労働基準監督署はどこまでしてくれるの？
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A
労働基準監督署へ相談できる内容は、「賃金の未払い」「サービス残業」「労災隠し」「健康診断の不実施」「不当解雇」など、労働関係の法令に違反行為に対するものです。司法警察員としての権限は、あくまでも犯罪を処罰するという刑事上の手続にとどまるので、不払いの残業代を強制的に支払わせるなどの民事上の請求に関してはご自身で行うか、弁護士に依頼する必要があります。
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